古谷宗信・京都四季彩日記

京都の風景を中心に掲載していきます。

(個人的に)大好きな京都の桜7選

春はもうすぐ…

古来、春を告げる花は梅であったが、新しいことを始めるスタートが4月になり、

その頃に咲く桜が春の代名詞になっている。

 

今回は、私が個人的に好きな桜を7つご紹介させていただく。

京都の桜は何れも甲乙つけ難い…が(笑)

 

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1,長徳寺 おかめ桜

京都のお寺で1,2番目に早く咲く桜。3月中旬ぐらいが見頃。

おかめ桜は比較的歴史は浅く、1947年に誕生したのだそう。寒緋桜と豆桜の交配種。

 

 

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2,京都府庁旧本館 祇園しだれ桜

円山公園にある祇園しだれの初代のお孫さん。

中庭の中央で見上げるほど大きな枝を広げる。

私が京都ではじめて目的を持って観に行ったのが、この桜だということで選ばせていただいた。

 

 
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3,大豊神社 枝垂れ桜と枝垂れ梅

別名"ねずみの社"

昨年は子年ということで初詣は大盛況。

こちらにも枝垂れ桜があり、反対側に枝垂れ梅が植わっている。

神社の方によると、昔は当たり前のように桜と梅を同時に愛でることができたが、

今は気候変動や樹齢も関係しているのか、揃わなくなってきたと仰っていた。

私が子年ということもあり選ばせていただいた。

 

 
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4,岡崎疏水 朝日浴びる桜

近隣に蹴上インクラインという桜の名所があるが、近年早朝からカメラマンだらけ。

ならば、朝一からこちらで朝日を浴びて観桜した方が精神衛生上、百倍よいと思う。

東山から昇った朝日に輝く桜、疏水の水面に映る桜、一挙両得で京都の朝を感じることが出来る。

 

 
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5,十輪寺 業平桜

洛西・小塩山のふもとにある平安時代歌人在原業平ゆかりのお寺に咲く枝垂れ桜。

お寺の境内の高所から屋根と観る桜が近年有名になりつつあるが、こちらのお寺には、

立・座・寝で観る"三方普感の庭"があり、業平桜を海面に見立て、

まるで桜の海の中にいるかのような雰囲気を愉しむことが出来る。

 

  
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6,大原野神社 千眼桜

その名のとおり、眼がたくさんあるように見えることから千眼桜と名付けられたのだそう。

また、見頃が3日間だけと極端に短く、"幻の桜"とも呼ばれている。

 

 
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7,岩屋神社 ソメイヨシノ

私が京都に来たばかりのころ、岩屋寺の枝垂れ桜が綺麗と聴き、間違えて訪れたのがこの桜との出会い。

急な階段を登り、坂を登り、息切れしそうなタイミングで見える絶景がこれ。

ちなみに、岩屋神社と岩屋寺はそれぞれ山科の東端と西端の真反対にあるのでご注意を(笑)

  

 

以上、私見ばかりではありますが、桜の紹介をさせていただきました。